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エリア別おすすめ🌟東山区

京都市東山区は、歴史と文化が色濃く残るエリアで、京都観光の定番スポットが集まっています。清水寺や祇園など有名な観光地があり、京都に来たら一度は訪れてほしいエリアです。京都ならではの歴史的名所をぜひ巡ってみてください。

歴史と文化の宝庫

778年、僧・延鎮(えんちん)によって開かれた清水寺が、この地域の歴史の始まりです。
当時の都(平安京)は今の京都市中心部に位置していましたが、清水寺のある東山のふもとは、「人々の祈りの場」として特別な存在でした。

▶ 清水寺は音羽山の湧き水を神聖視し、「観音信仰」の中心地に。
▶ その信仰は庶民にも広がり、参道(今の清水坂や三年坂)には商人や職人も集まり、町としての基盤ができ始めます。

鎌倉時代に入ると、武士階級とともに禅宗が日本に広まり、東山区には重要な禅寺が次々と建立されます。

建仁寺(けんにんじ)
→ 1202年創建。京都で最初の本格的な禅寺。
▶ 禅とともに中国文化(書画・茶道)がもたらされ、文化的中心地にもなりました。

東福寺
→ 紅葉で有名な東福寺も鎌倉時代の創建。禅宗の修行の場であり、今も修行僧が暮らす現役のお寺。
▶ この時代、東山区は「祈る・学ぶ・修行する」場所として発展しました。


豊臣秀吉が京都の整備を進めたことで、東山区も再び脚光を浴びます。
特に注目すべきは、高台寺の創建です。

高台寺→ 秀吉の正室・ねねが夫の死後に建てた菩提寺。
▶ ここを訪れる参拝客が増え、門前町が活気づきます。

そして江戸時代に入ると、八坂神社の門前にできた町が「祇園」として発展。
花街(かがい)として芸舞妓文化が栄え、茶屋や料亭が立ち並びました。
▶ 芸舞妓文化は、武士や町人の教養と遊びの場として発展。
▶ 江戸後期には祇園が全国的にも有名な遊興地となります。


明治以降、近代化の波が京都にも押し寄せますが、東山区は「古き良き京都の姿」を残しながら、文化施設の整備も進みます。

京都国立博物館(1897年開館)
→ 美術・文化財の展示を通じて東山区が“学びの拠点”に。

円山公園(1891年)
→ 市民の憩いの場として親しまれ、桜の名所に。

昭和・平成を通じて、清水寺・祇園・三年坂などが観光地として世界中に知られるようになり、今では京都の中でも特に人気の高いエリアになりました。

歩くことで歴史を“体感”できる町

東山区の魅力は、ただの観光地ではなく、
信仰・文化・暮らしが重なり合った歴史の層」が見えるところにあります。

・お寺や神社は、信仰の場として今も生きている
・町並みや石畳には、江戸から続く人々の暮らしの跡がある
・芸舞妓の文化も、ただの観光ではなく“伝統”として受け継がれている

学生の皆さんには、観光だけでなく、「この場所の“過去と今”がどうつながっているのか」を感じながら歩いてみてほしい、そんな歴史深いまちです。



観光名所に囲まれた暮らし

清水五条駅まで徒歩圏内で、京都市内や大阪方面へのアクセスが便利!四条や祇園にも近く、アルバイトや遊びにも行きやすい立地です。観光地に近いですが、生活エリアとしては落ち着いた雰囲気がある良い環境です。

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