今からでもできる!災害対策
南海トラフ地震や集中豪雨など、大きな自然災害が今後予想されています。自然災害を防ぐことはできませんが、備えることはできます。一人暮らしだからこそ、自分の命を守る準備をしましょう。一人暮らしの学生が、準備しておくといい防災グッズをご紹介します。
ハザードマップを確認しよう
ハザードマップとは、様々な災害について被災が想定される地域や避難場所などを表示した地図のことです。
住所を入力して、自分が住んでいる場所の災害リスクを調べてみましょう。
防災バッグを用意しよう
防災バッグは両手が空くリュックサック、大きすぎない30L~40Lがおすすめです。また、フロントストラップが付いているリュックは胸の前で固定できるので、肩からリュックがずり落ちる心配がありません。
①水と食料
水は最低でも500mlのペットボトル4本分、食料は長期保存が可能なアルファ化米がおすすめです。
アルファ米とは、炊きたてのご飯の美味しさをそのままに急速乾燥したものです。水やお湯を加えると、まるで炊きたてのようなご飯が食べられる、今注目の非常食です。
②モバイルバッテリー
スマホは災害時に情報を集める際に必要なアイテムです。また、家族や友人と連絡をとるためのツールになります。充電が切れると何もできなくなりますので、モバイルバッテリーは必須です。充電式はもちろん、乾電池式の充電器と合わせて乾電池を余分に準備しておくと安心です。
③下着や着替え、タオル
夏場は汗をかきやすいため、薄手で速乾性のある着替えや下着を用意しましょう。冬場は寒さに備える必要がありますが、ニットなどかさばるものより、重ね着で対応できるよう複数枚あると良いです。衣替えの時期に入れ替える習慣にすることで、ムダなスペースを省き、定期的な中身の更新をしていきましょう。
④簡易トイレ
災害時の断水によってトイレが使用できなくなることも。「トイレに行きたくてもいけない」という事態が起こり得ますので、1日分の携帯トイレ(7回分)を準備しましょう。
⑤防災ラジオ
情報収集はスマホでできますが、災害時には充電が切れてしまったり電波がなかったりするため、いつものように利用できるとは限りません。電波がなくても、正しい情報を取り入れられるラジオは重要になります。
⑥ホイッスル
ホイッスルは自身の存在を知らせるために必ず持っておきたいものです。建物の崩壊などで、閉じ込められた時に助けを求める際に必要になることに加えて、避難所での防犯対策としても活用できます。首から下げられる紐付きのものを、すぐに取り出せるようにリュックの外ポケットに入れておきましょう。
⑦常備薬等必需品と衛生用品
頭痛薬や胃薬といった普段使い慣れている常備薬を用意しておくと、災害時も安心です。また、マスクや歯ブラシ、絆創膏やアルコール消毒などの衛生用品も忘れずに。女性の方は、生理用品も必ず準備しましょう。
⑧耳栓とアイマスク
災害が起きたら、避難所生活になることも考えられます。その場合、大人数での慣れない生活で不安なのが、睡眠です。ストレスなく寝るための耳栓とアイマスクは避難所生活に欠かせません。
⑨ビニール袋やラップ
ビニール袋類は様々な場面で活用できます。汚れたものを入れるのはもちろん、持ち物が濡れないように袋に入れたり、耐熱用であれば調理にも使えます。サランラップは、断水している場合、食器にラップをひいて食事をすれば、洗う必要がありません。くるくるとねじれば紐代わりにもなりますし、寒いときは体に巻き付ければ保温効果も。ケガをしたときには応急処置にも使えてとにかく万能なので、バッグに1本入れておきましょう。
⑩ヘルメットと懐中電灯
懐中電灯は移動や避難生活を送る上での必須アイテムです。軽くて小さいキーホルダーサイズのものや、乾電池を使うタイプの懐中電灯など様々です。防災バッグの容量を考慮し、負担にならない大きさを準備してください。また、ヘッドライトは手に持つ必要がなく、自分の進む方向を必ず照らしてくれる優れもの。こちらはすぐに身に着けられるようにヘルメットと一緒にバッグの側に置いておきましょう。
ドーミーならひとりじゃない
ドーミーでの一人暮らし生活なら、同じ寮に住む仲間や寮長が一緒なので、一人じゃありません。
個別の居室でしっかり一人暮らし気分を味わいながら、広々とした共用スペースもあります。寮母さんの作るご飯と、毎日出迎えてくれる寮長がいる安心したドーミーで、暮らしてみませんか。
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